INA
INA(イナ): X JAPANのマニピュレーター、hideの共同プロデューサー、hide with Spread Beaverのメンバーとして、日本のロック界を裏側から支え続ける音楽プロデューサー。楽曲提供、作詞、作曲、サウンドプロデュース、アレンジ、DJ、その活動は多岐にわたり、様々なアーティストへ唯一無二のサウンドを提供。ラウドロックからアンパンマンまで、振り幅の広い創作スキルで音楽ファンを魅了している。近年は、映像編集、書籍監修、執筆、グッズデザインなど創作の幅をさらに広げながらマルチに活動中。2022年公開の映画『TELL ME ~hideと見た景色~』では、原案協力や楽曲監修で制作に参加。
【プロフィール詳細】
音楽プロデューサー:INA(イナ)
1980年代後半、シンセサイザープログラマーとしてプロデビュー。MIDIデータ制作、CM制作、ミュージカル、ビッグバンド、演歌、歌謡曲等、ジャンルの壁を超えた数々のスタジオワークスを経て1991年『X』の"Violence In Jealousy tour"にマニピュレーターとして参加。翌年『X JAPAN』と共に渡米、解散までの間、数々のレコーディングやライブをサポートする。
1993年からは共同プロデューサー&プログラマーとして、X JAPANのギタリスト『hide 』のソロワークスを全面的にサポート。『hide』の楽曲制作は常にhideとINAの二人三脚によっておこなわれ、hideを中心とした多国籍バンド『zilch』への参加を含め、hideのソロワークスには欠かせない存在となる。
1998年~『hide with Spread Beaver』名義で活動。hide没後、制作途中であった3rd アルバム"Ja,Zoo"をI.N.A.を中心としたメンバーで完成させ、同年リリース。このアルバムは、第13回日本ゴールドディスク大賞(ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー)、日本レコード大賞特別賞、MTV VMA大賞、SSTV MVA大賞等、数々の賞を受賞した。
2000年春、hideトリビュートアルバム"hide tribute SPIRITS"への参加をきっかけに、X JAPANのメンバーPata /heathと共に『Dope HEADz』を結成(2003年3月~活動休止中)。2004年には韓国音楽史上最大のカリスマと呼ばれる『SEO TAIJI(ソテジ)』が3年7ヶ月ぶりにリリースした7枚目のオリジナルアルバム"SeoTaiJi 7th issue"に参加。INAはアレンジ&プログラミングを全面的にサポート。アルバムは韓国内で2004年度No1のセールスを記録した。
その後は国内外のアーティストやバンドのプロデュース&アレンジ等をメインワークスに。また、2008年に再結成しワールドワイドに活動する『X JAPAN』もサポート中である。
作詞、作曲、アレンジ、プロデュース、プログラミング、エンジニアリング、リミックス、DJ等、INAの活動フィールドは広く 、そのプログラミングやサウンドプロデュースは国内はもとより海外アーティストからも高い評価を受け、他の追従を許さないクオリティの作品を世に送りだしている。
2014年、ヤマハが新開発したVOCALOID技術とINAのプロデュースワークを融合させ制作した奇跡の新曲『子 ギャル』収録のhide生誕50周年記念アルバムをリリース。故人の歌声を合成音声によって再現するという 、世界的に前例のないスタイルで制作された本作は各メディアで大きく取り上げられニュースとなった。
2014年10月、INAを中心としたアーティスト集団による音楽制作ラボ『PiNX RECORDS inc.』を立ち上げる。個性溢れるクリエイターが集まる施設「IID 世田谷ものづくり学校」にスタジオオフィスを構え、音楽レーベルの新しい形を模索しながら活動スタート。また、参加メンバーによる音楽ワークショップ『電脳音楽塾』も展開。DTM&DAW音楽ワークショップをはじめ、音楽業界で働く様々な業種の“ものづくり"のプロフェッショナル達によるワークショップ、オンラオンサロン運営など、幅広い活動を行っている(コロナ禍を経て2022年閉鎖中)。
ディスコグラフィ&バイオグラフィはオフィシャルサイト内プロフィールをご参照ください。
https://area014.pinxrecords.com/profile/profile.html
wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/I.N.A